手帳術の終焉 手書きすべきもの、しなくていいもの
11月くらいになると、ビジネス誌はこぞって手帳特集である。
ちょうど来年の手帳を買い換える時期であり、特集として雑誌も売れるのであろう。
こうした手帳ブームよりも大分前に様々な手帳を使って実験を繰り返していたが、今では毎年「ほぼ日手帳」で落ち着いている。
来年用のほぼ日手帳も10月の中旬にはもうゲットしていたかと。
なんの迷いもなく、ほぼ日。
で、実際にほぼ日に何を書いているのか?
手帳術わ!?と書きたいところだが、実際今年、昨年の手帳を見ても
ほぼ白紙
たまに航空券が貼ってある程で、あとは擲り書きが少々。
手帳術もへったくれもない、手帳として成していない。
とりあえず買っておけ、的な感じに年々なっている。
ようは、今僕にとって手帳術は意味をなさないものとなっている。
理由はやはりネット環境である。
基本仕事であれ、その他であれ様々な情報はクラウド化されている。
スケジュールについてはgoogleカレンダーがあり、またメモ書きはEvernoteで全てまかなえる。
一昔前は「電波が使えないときは!」なんて思ったが、今の世の中あらゆることに電波があり、電波が使えない状況なぞ起きればそもそも電話だって使えない。
Evernoteの手書きでメモもできるし、書類はスキャンと同時に貼り付けたりと本当に便利になった。
もっと言えば手帳にできないこともできる。
例えば検索、手帳で過去にどこに書いたかを探すのは大変だが、Evernoteであれば検索することで過去の情報もすぐにアクセスできる。
ようは「スマホ+Evernote」があれば手帳を超えることがさらっとできるようになったと言える。
よって僕の中での手帳の重要性は極めて低い。
ただこういうことを書くと
「クライアントの前で手帳を開くようにしないと失礼だ!」という人もいる。
ビジネスマナーとして。
まあ分からんでもないけど、そういう人対策として僕は手帳を持っていたりする。
ただし、すぐにそのページはスマホで写真となり、Evernoteにポイである。
また「書くことが大事」という人もいるが、それについては「書くべきこと」「書かなくていいこと」をしっかりと見極めるべきだと僕は思っている。
結論から言うと
・記録は手書きの必要なし
・発想と計画は手書き
こう決めている。
過去の記事でも書いている。
例えば、アポイントなどはすぐにgoogleカレンダーに入れればいいし、メモであればEvernoteで事足りる。
でも、「この仕組みをどうしよう」とか「プレゼンの内容」とか、1日の計画やタスクの書き出し、これは手書きに勝るものはないと思う。
もう少し掘り下げて書くと
・脳から発信されるものは手書き
・外部からの情報はデジタル化
こう分けている。
要は、、、、、
何もかもをデジタル化すればいいものではない。
その見極めができない人は僕と同じことはしない方がいいと思います。(笑