2014年のホノルルマラソンを振り返る。走行距離別その瞬間の感情とは。
先ほどyoutubeで今年の2014ホノルルマラソンを振り返っていた。
いろんな方が年を追うごとにyoutubeで動画をアップする方が増えてきた。
そんな僕もしっかり今年のホノルルマラソンの動画をアップしている。
これ以外にも他の方のビデオを見て思うのは
「うわ、ようこんなん走ったわ!」という気持ちである。
僕がホノルルマラソンに毎年のように行くと言うと
「え!走っていておもしろいの?」とか「やっぱり気持ちいいの?」って聞かれます。
はっきり言っておきたい。
しんどい!に決っている。
では、ここで僕の42キロまでのテンションと体の状態を説明しよう。
ホノルルマラソン メンタル&フィジカルチェック
ーースタート地点
「うわー、いよいよスタートかー。テンション上がるわー。」
メンタル 85% フィジカルダメージ 0%
ーースタート
「花火ですわー!今年も来たでーーー!」
メンタル 100% フィジカルダメージ 1%(スタートまでで体が冷える)
ーースタートから5キロまで
「いやー、思い出してきたわこの感覚!!」
メンタル 90% フィジカルダメージ 10%(テンション上がって飛ばし過ぎる)
ーー5キロから8キロ
「いよいよもうすぐハワイのメインストリートカラカウア通りや!」
メンタル 95% フィジカルダメージ 15%
ーー8キロから10キロ
「カラカウア通りを走れるなんてサイコー(毎回同じこと思う」
メンタル 100% フィジカルダメージ 20%
ーー10キロから13キロ(ダイヤモンドヘッドの登り降り)
「ママン、足がいうこと効かないよ」
メンタル 40% フィジカルダメージ 35%
ちなみに、このダイヤモンドヘッドは「登りで走って、下りはセーブ」が正解。
足をセーブしましょう。
ーー13キロから17キロ(ダイヤモンドヘッドからカハラ)
「あ、そうそう。そこ曲がるねんな、、、うわ、まだ遠いやん」
メンタル 5% フィジカルダメージ 45%(現実として距離を思い知る)
ちなみに2014年は雨、雨、雨。。。。
僕が心が一回折れたのはここでした。
ーー17キロから24・5キロ(カラニアナオハイウェイ 往路)
「・・・・・あ、ハーフか。・・・・やっとハーフか。。。。」
メンタル 20% フィジカルダメージ 60%
景色があまり変わらず、向かい風と雨による冷えに苦しみました。
僕は毎年気分転換を兼ねて、ハーフでバナナを食べるようにしています。
ーー25キロから28キロ(ハワイ・カイぐるり)
「足がバインバインしてきた。腕もしびれるな、、でもここ乗り越えれば!」
メンタル 30% フィジカルダメージ 70%
沿道の応援やフルーツなどの差し入れが嬉しいです。
だいたい毎年この辺りでストレッチですね。
足がカッチカチになってます。
ーー28キロから35キロ(ハイウェイ復路)
「。。。。。。。。」
メンタル 10% フィジカルダメージ 80%
ただ、もくもくと足を進める時間です。
このとき周りはほとんど歩いています。
(ファンランナーレベルのタイムであれば)
足を温存していれば、ここでゴボウ抜きです。
ちなみに、ぼかぁこんな状態でした。
ーー35キロから38キロ(カハラを抜けてダイヤモンドヘッドの麓へ)
「も、もうちょっとや!いつも練習で走ってる5キロくらいやんか!」
メンタル 30% フィジカルダメージ 85%
沿道からも「あと5キロ!」とか「5時間いけるよ!!」とか
ゴールに向かって具体的な声援がかかります。
しかし、この38キロ地点についた時、目の前には絶望とも言える登り坂が視界に入ります。
ーー38キロから40キロ(ダイヤモンドヘッド登り)
「いくのか、いけるのか?」
メンタル 25% フィジカルダメージ 95%
ダイヤモンドヘッドに登る道はほんとうに辛いです。
しかし、この40キロを超えれば下ってゴールがみえてきます。
ーー40キロから41キロ(ダイヤモンドヘッド下り)
「下りやのにしんどいやん!!」
メンタル 30% フィジカルダメージ 98%
そうなのです、この最後の下りが意外とキツイ。
ぜんぜん足が進まんのです。
そしていよいよゴールのあるカピオラニ公園に!!
ーー41キロから42キロ(カピオラニ公園)
「ゴール遠っ!全然近づけへん」
メンタル 10% フィジカルダメージ 105%
カピオラニ公園に入ると、あと1キロ。
しかしこの1キロが長い。
また遥か先に見えるゴールがぜんぜん近づかない。
ーー42キロからゴール
「よかった!走ってよかった!」
メンタル 300% フィジカルダメージ 120%
散々文句としんどさの中走るのですが、こうしてゴールするとその清々しさと達成感は言いようがありません。
人によりますが、僕は走っているときはほんとうにしんどいと思ってるし、もっと言うと早く終わって欲しい!なんて思ってます。
でも最後の数十メートルのときに、終わる!という安堵と共に「終わるな!」というなんとも言えない気持ちになります。
そしてもう一つ言いたいことは。
僕はそんな思いをしながらも、過去5回ホノルルマラソンに出て、また走りたいと思っているのです。
ホノルルマラソンは最高なんです!